月読みの森

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好奇心の行方





「魔女には魔王がいるとお前は言ったな。では、魔王には何がいる?」

 C.C.のことを聞きたくて、彼女は何者だと聞きに来たら、いきなり当の人物が出てきて、そんなことを言ったものだから、朝比奈省吾はちょっと固まってしまった。
 こーりゃ当人前にして聞き出すのは無理かなぁと思い、ゼロの方を向いたら、
「その必要はないと言わなかったか」
そんな言葉が出てきた。
 そして、こちらを見た(のだろう、多分。仮面で分からないけれど)そのオーラは、出て行けと雄弁に物語っていた。
 これは、潮時かも、と思い、出て行けと言われる前に退散した方がいいのかなぁとか思っていたら。
「犬は必要だろうv」
 …そんな言葉が。
 それに、静かに朝比奈は切れた。
 いや、それは、確かに自分でも属性を何だと問われれば、犬…かなぁとか思わないわけでもないのだけれど。
 それでも、他人様にはっきりと“犬”と言われる謂われは、ない! …と、思う。
 ので、ちょっと文句を言ってやろうと思って口を開いた…ら…
「犬属性なだけだ!」
 …ゼロに先を超されていた。
 しかも、言いたいことだったりしたので、とりあえず口を閉ざしたのだが、そこで少し疑問が起きる。
(なんで、ゼロ、そんなこと言うんだろう?)
と。
 そしたら、
「いい年した大人が、しっぽ振って子どもに懐く姿が、犬以外の何だというんだ」
そんな言葉をC.C.が宣った。
 ついでに、ちらりと朝比奈に視線を向けて。
 それに、朝比奈は一瞬にして冷静になる。
 今の言葉。
 そこには、様々な情報が込められている。
 情報を整理してみれば…。
 いち。やはり、彼女はあの子のことを知っている。
 に。それと同じくらい、自分の事も知っている。
 そして、向けられた視線は、何かを考えろと言っている?
 だからこそ、朝比奈は口を閉ざした。
 目と耳とすべての感覚を彼らに向けた。
 そうすれば、聞こえたのは、ゼロの言葉。
「それでも犬とは違うだろう。せめて狼犬と言え」
 それに、衝撃を、受ける。
 だって、その言葉は、自分を…“本当の自分”を知っている人間にしか言えない言葉だから。
 一部を除いて、朝比奈は“自分”を晒したことはない。
 特に、ブリタニア人に対しては、たった一人だけ。
 そして、今、その話をしたのは、なぜか。
 そう考えれば、導き出される答えは、ただひとつ。

「……るる、くん?」

 期待しすぎたら外れたときに食らうダメージ大きいから、自粛しろって理性は言う。
 けど、それ以外に、考えられない。
 だから、そう言った。






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