月読みの森

うれしいv その2

ということで、素晴らしきいただきもの「貴方と甘い一時を 後編」デスv
ああ、ほんとにうっとりですv
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貴方と甘い一時を   後編



注意:

※長編朝ルル“君とずっと一緒”の空白の5日間のお話
※幹部にはまだルル=ゼロはバレていません。
※甘いです。
※捏造は当然です!


それでもOKという方は↓へスクロール


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「お、おい、どうすんだよ!最初から気付かれてたみたいだぞ!?」
「そう言われても。」
「見つかっちゃったもんはしょうがないって。」
「帰った方が良いんじゃない?」
「どうせ見つかったんだし、最後まで見てようぜぇ?・・・それに、朝比奈だって帰れとは言わなかったじゃねぇか。」
 最後の玉城の言葉に、皆がう、と黙り込む。朝比奈は確かに、尾行が下手とは言ったが、帰れとは言わなかった。だから、後、ちょっとくらい良いか、といった気持ちが幹部達の脳内を占める。

 しばらくして店から出てきたルルーシュと朝比奈を見て、幹部達は慌てて物陰に隠れる。
「あはv・・・良いもの買ったねぇvV」
 ご機嫌な朝比奈の隣で、ルルーシュは下を向いて黙りこくっている。店の中で一体何が?と思いつつ、幹部達はその後を追う。

 待ち合わせた公園まで戻ってきた2人(+幹部達)はそこにあったベンチに座る。
「ね、ルルーシュ君、さっき買ったのさ、着けようよ~。」
「っ・・・省吾さんッ!」
「・・・まだ、怒ってるの?良いじゃない、ホントのことだし。・・・それとも、嫌?」
 朝比奈は顔をルルーシュの目の前まで近づけ、じっとその紫電の瞳を見つめる。
「~っ///・・・ずるいです、そんな言い方。」
「うん。確信犯だし。ツッコミ不在だしねぇ、俺、いくらでもルルーシュ君といちゃつけると思って外でのデート、誘ったんだよ?」
「・・・卜部さんと千葉さん、後付けて来てたりしません?」
「いや、さすがにそこまではしないよー。その点は俺のこと信用してるもん。(他の連中ならいるけど。)」
「外なら、おかしなことしないって?」
 クス、とルルーシュが笑う。それが妖艶で、朝比奈はドキドキとする。
「そんな顔で笑わないでよ。抑え効かなくなっちゃうよ?」
「・・・俺は省吾さんを信じてますから。卜部さんや千葉さん以上に。」
「あれ?もしかしてやきもち?」
 首を傾げる朝比奈に、ルルーシュは少しムッとした表情を浮かべる。
「俺だって、嫉妬くらいします。・・・やっぱり、四聖剣は特別な関係なんだろうし、藤堂さんとだって。」
「あは。・・・すっごい。初めてルルーシュ君にそんなこと言って貰えたよ~?そっか、藤堂さんにも妬いてるの?」
「藤堂さんのいる場所が俺の居場所・・・って言いましたよね?」
「うわ。そうだったッ;ゼロがいるとこでそれ言ったっけ!?・・・いやいや、あの時は、ルルーシュ君が死んでるものと思ってたし、って言うか、藤堂さんとルルーシュ君じゃ気持ちの持ちようが違うって言うか。」
「へぇ~。・・・どう違うんです?」
「うあ、マジで不機嫌!?俺、墓穴掘りまくってる!?」
 本気で慌て出した朝比奈に、ルルーシュは堪りかねてクツクツと笑いだす。
「へ?・・・あ~っ!ちょっと、ルルーシュ君!?からかったね~?今~!!」
 一瞬キョトンとした朝比奈が、次の瞬間、頬に朱をはしらせる。
「ふふ・・・ちょっとした意趣返しです。俺、やられたらやり返す主義なんで。」
「も~・・・ホントに性格悪くなった?これも全部ブリタニアのせいだ!!くそ~~~っ!昔はあんなに素直で可愛かったのにぃ!」
「省吾さんだって、昔はあんなに頼りがいがあったのに、どうして、こんなに我慢のきかない人になってるんですか;」
「え?そりゃ、ルルーシュ君のせいでしょ。」
 朝比奈に速攻で切り返されて、今度はルルーシュがキョトンとする。
「俺のせい?」
「そう!・・・もう、昔と比べて格段に色気は増してるわ、美人度もUPしてるわで、俺、もう、我慢するだけで精一杯だよ!?」
「はぁ・・・言っておきますけど、その、ヤるとかヤらないとか・・・そういう話は、もう、人前では止めてくださいね?」
 ルルーシュが言えば、朝比奈は笑みを深めて、こくりと頷いた。もし、後ろに幹部達がいるなんて知ったら、ルルーシュは烈火のごとく怒り狂うだろうことはわかっていたので、うまく隠れていてくれと願う。
「もちろん。・・・今は、誰もいないから良いよねぇ?」
「・・・・・・・・・う。」
 自分から言った手前、ルルーシュは唸る。周りを確認するが、見る限りでは誰もいない。(実際は幹部達が潜んでいるのだが。)
「あは。・・・ミレイさんとの約束通り、ルルーシュ君が高校を卒業するか、18歳になるまでは手を出したりはしないから。大丈夫だよ。・・・でもね、ルルーシュ君。今は我慢してるけど、あんまり俺を刺激しないでね?」
「・・・ちょ・・・省吾さん。」
 朝比奈の手が腰に回って、その手がルルーシュの腰を撫で始める。ルルーシュは顔を真っ赤にして、身体をよじり、潤んだ目で朝比奈を見つめる。
「これだもんなぁ、無自覚で俺のこと刺激してくれるから、思わず理性の緒が切れそうになるんだよぉ?」
「っ!・・・省吾さんがこんなことしなければ良いんです!!」
 思わず叫んだルルーシュに、朝比奈はニヤ、と笑う。
「ええ~?これくらいのスキンシップは良いと思うけど?」
「うう・・・卜部さんと千葉さんがいればすかさず突っ込んでくれるのにっ///」
「ざんね~んvここには誰もいませ~んww」
 朝比奈はそう言って、ルルーシュを完全に自分の腕の中に抱き込む。
「愛してるよ、ルルーシュ君。・・・さっき買ったヤツ、着けてみてよ。」
 耳元で囁かれる言葉に、ルルーシュはもう、必死になって頷く。そうでなければ、自分の方がおかしな気持ちに囚われそうになってしまったからだ。
 腕の中から解放されたルルーシュは、バッグの中に入れた小さな紙袋を取り出す。
「・・・帰ったら、藤堂さん達にも見せてあげようねぇv」
 朝比奈は紙袋をルルーシュから取り上げて、その中身を取り出す。出てきたのは、可愛らしい桜の花があしらわれたかんざし。
「はい、ルルーシュ君、じっとしててねv」
 朝比奈はそう言って、渋々大人しくしているルルーシュを愛おしそうに見つめ、そのかんざしを挿す。黒髪に映える薄ピンクの花びらの形をした飾りが、しゃらしゃらと鳴る。
「うん、俺の見たてに間違い無し!!・・・すんごい似合うよ。」
「・・・これ、女性物なんでしょう?」
 恨めしげに見つめられ、朝比奈は苦笑する。
「良いじゃない。似合うんだしさぁ。」
「うう・・・C.C.とカレンが調子に乗ってあんな写真を省吾さんに見せるから・・・。」
 以前、皆で集まった時、カレンが男女逆転祭りパート2の写真を山のように持って来て、嫌がるルルーシュをC.C.に抑えさせた挙句、藤堂や四聖剣、それに、桐原や神楽耶にまで見せてしまって、それこそ、ルルーシュにとってはこの世の終わりかと思える出来事だった。
「あはは。神楽耶様なんか、今度着物持ってくるとか言ってたしね?・・・その時、このかんざしつければ良いんじゃない?」
「嫌です!!!絶対嫌です!!・・・省吾さんが買ってくれたから・・・無駄にはしたくありませんし、藤堂さん達に見せるくらいなら良いですけど、桐原さんや神楽耶の前でまでは嫌です!!」
「藤堂さん達は良いんだ?」
「・・・だって・・・省吾さんは絶対見せたいんでしょう?」
「あったり前じゃん。俺のルルーシュ君を自慢したいしねぇ?」
 クツクツと笑って、朝比奈はルルーシュの肩を抱いて引き寄せ、軽いリップ音をさせて右頬にキスをした。
「~~~~ッ///」
 頬を押さえて真っ赤になったルルーシュに、朝比奈はニコリと笑う。
「藤堂さん達なら良いけど、俺のいない時に、他の幹部の前でそういう可愛い反応はしちゃ駄目だよ~?」
「~ッ!・・・ッ!!」
 言葉にならない様子で口をパクパクとさせるルルーシュ。


 完全に当てられた風の幹部達はぐったりとして、それでも、ルルーシュに見つからないようにと必死になって隠れる。
 見つかった瞬間、絶対に朝比奈は知らなかったふりをするだろうし、自分達の信用はがた落ちだ。

― 見つかったらお終いだ!!

 こそこそと、これ以上当てられないようにと公園を離れ、2人から見えなくなる距離まで来ると、幹部達はダッシュでトレーラーまで戻った。



 数時間後、デートから帰って来たルルーシュと朝比奈が、幹部達のラウンジに行くと、ぐったりとした幹部達とそれを冷ややかに見つめる藤堂と四聖剣が出迎えてくれたそうな。



おしまい☆



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 朝ルル甘アマです。・・・幹部達は自業自得となっております。炎様、リク通りになりましたでしょうか?
 返却&苦情は炎様のみ受け付けます。感想および誤字脱字報告はコメントへお願いします。
 それでは、リクエスト企画への参加、ありがとうございました!

                                                    とうか



ありがとうございます。
こんな素敵なお話、ここの潤いとなりますv
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