月読みの森

ひなまつり

ですねv
ケーキでも買おうかな
で、一寸お祝いv
…って、年じゃないけどねv
で、
とりあえず、
ルルのお話しをv
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私の愛しいあの人



29


 アッシュフォード学園が政庁に見学&総督との対談を行う日となった。
 政庁の会見を行う会議室には、アッシュフォードの代表として生徒会メンバーから生徒会長と副会長。それと各学年の代表一名ずつの、合計5名が。
 迎える政庁側からは、総督と総督補佐が2名。書記官2名と護衛官が数名、それぞれ集っていた。
 で。
 しっかりと舞い戻ってきていたスザクも補佐のひとりとしてその中にいて、…睨み付けるようにルルーシュを見ていた。…記憶のない設定のルルーシュは、知らんふりをして済ましていたがv
 そして時間となり、補佐筆頭のミス・ローマイヤの宣言により会談は始まる筈であった。
 だが。
「枢木スザク」
 誰が話し始めるより先に、ルルーシュがすっと立ち。不敬を咎める間もあればこそ、
「お前は何時まで裏切り続ける気?」
そう言い切った。
 それに、場は混乱した。
 アッシュフォード側は、突然の副会長の言葉について行けていないし、政庁側も、いきなり威厳を湛えて言葉を発した少女に圧されていて、言葉を発することができなかった。
「…裏切ったのは、お前だろう…」
 そんな中、それでも裏切り者と名指された男は反論を試みた。自分が正しいのだと、信じて。
 だが。
「何を? 私はあの時に宣言したとおりに動いただけ。それをお前も聞いていたんだから、知ってるだろう? それで何を裏切ったという? だって、私達を捨てたのは、ブリタニアなんだから、そう思うのは、当然だよなぁ?
 まぁ、手段を選んでいられる状況ではなかったから、武力で破壊しようとしたから、テロリストとは言われたけれど、それは、ブリタニアにとって。日本にとっては、正義だ。違うか?
 だが、それに対してお前は何をした? ブリタニアのルールを振りかざし、日本人のくせに日本人を殺し、自らの罪を隠し続けているじゃないか。それに、主の敵を討つとか言ったのに、何もせずに友人を売って、ついでとばかりに人をレイプしようとしてくれたよな? そして、主を変えた。
 そして現在進行形で、お前を信じる者に嘘をつき続けている。
 どちらが裏切り者だというんだ?」
 突きつけられたのは、断罪。
 そして真実。
 それに、スザクは黙らざるを得なかった。詭弁だと言おうにも、彼女の自分に対する断罪は、真実だったから。
 そしてスザクを黙らせたルルーシュは、
「ナナリー。見てご覧、会長を」
そう言って、最愛の妹に道を示す。
 彼女が求める真実と共に。
「何も分かってなどいないという表情をしているだろう。そう、分かっていないんだよ。私達のことを、彼女は覚えていない。」
 それは、ナナリーがミレイに再開したときからの疑問。
 何故、彼女は自分を知らないのだろうと。
「…なぜ、ですか」
 だから、問うた。
「ギアス」
 それに、すべてを晒していく。
「ぎあ…す?」
「そう、人により能力は異なるけれど、ね。彼らは、皇帝の記憶改竄のギアスにより、すべてを忘れさせられた。」
「! おとう、さま、の?」
 受け入れられるとは限らないけれども、あの人が支えてくれるから。
「そう。そして、私は絶対遵守」
 だから、すべてを吐き出した。

 それに、…ルルーシュの言葉の重さに誰も何も言えずに、その場を沈黙が支配した。





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