月読みの森

ちかれた

んー。今の職場、みんな帰るの遅いのよねぇ。
一応7時過ぎには私は帰ってるんだけど、その時点で、8割ほどの人が居残ってる。(←残業代はないんだけどねぇ)
いや、仕事が終わらないんだよ。
会議もあるしねぇ。
色々とやることもあるし。
取り敢えずは、7時過ぎには帰るようにしないと、体が保たないし…。
まぁ、家でも仕事してるから、残るのと同じと言えば同じなんだけどねぇ?
ま、体をこわさないように、頑張ろう!


ということで、おまけのギアちゃんv
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悩める君


「うーん」
 10時の休憩時間、ルルーシュは、悩んでいた。
 というか、それは今日だけではなく、ここしばらく続いていたりした。どうすればいいのか分からなくて、とても悩んでいたりしたのだ。
 とはいえ、それが仕事に影響を出さない辺り、流石というものだが…それも、数日続けば、周囲にも分かってしまう。
 だがそれでも、誰もそれに対しては、突っ込まない。
 …あてられるのが、分かっているから。
 だって、ルルーシュが悩んでいるのは、恋人へのプレゼントなのだから。
 何故それを知っているかと言えば…、強者カレンが聞いたから。
 同級生の誼で、気軽に一体何を悩んでるのよ? と問うて……そして、玉砕したからである。
 とてもではないが、あーんなあまたるい惚気なぞ、テレビの向こうでなら兎も角、リアルタイムで聞きたいとは思わない。
 しかも、である。惚気てる本人、それが惚気であるってることに気づいていないときたもんだ。
 周囲の人間は、たまったものではない。
 触らぬ神に祟り無し…と言うのが、彼らの一致した見解だったりした。
 だが。
 ここに、カレン以上の強者がいたりした。
 しかもルルーシュを溺愛し、彼の恋を陰に日向にと応援しているお姉様v 言わずと知れた、元、黒の騎士団幹部であり、総務課鬼の課長・井上さんである。
 人づてにルルーシュが悩んでいると聞いた彼女。
 ここは自分の出番でしょうと、やってきたのだったv
 で。
「ルールくんv」
 ついでに、ふわんと抱きつくのは、頼れるおねーさんの特権であるv
 それに、抗議の声も上げないのは、それまでに洗脳…もとい、懐かれた結果であるv
「どうしたんですか?」
 しかも、仕事でもないのに、何でこんなところにいるのかと…もしや、何かあったのかと心配までしてくれる懐きようv
「何言ってるのよv 何か悩みがあったら、頼りなさいといつも言ってるでしょう?」
 それに、内心悶えまくりながらも、表面上は何事もなく見せる辺り、流石ではある。
 しかしその井上の態度、周囲から見れば、うさんくささ爆発である。とはいえ、井上としては、愛しのルルにだけ懐かれていれば、それでいいのである。
 ので、
「で? ほんとに何を悩んでるの?」
 ささ、おねーさんに言ってご覧なさいv と、頼れるおねーさまを前面に押し出して聞けば。
「あの…」
 躊躇いながらも、悩んでいることを話してくれた。
 あげたいものがあるのだけれど、その実物を知らないので、作るにしても作りあぐねている、と。
 そのものの名を、“醤油生キャラメル”という。
 むかーし、美味しかったと言っていたので、作ってあげたいのだと。
 とはいえ、ルルーシュとしては、井上が知っているとは思っていない。どこを調べても、ほんの僅かの記載しかなかったのだ。
 実際にそれを口にした人物なぞ少ないだろうし、ましてやここは東京である。地方のそれを口にする機会なぞ、もっと少なくなる。
 それに、井上は現在20代(…だろう)
 ならば、10年ほど前に、しかも一時期だけに出回ったそれを目にするはおろか、口にする機会もなかっただろうと言うのが、ルルーシュの見解だった。
 ただ、数少ない甘えられる年上に、甘えてみたかっただけなのかも知れない。
 だが。
「ああ、あれねv そうね、とっても美味しいわv」
 あっけらかんと、それを知っていると言って下さった。
「知って、るんですか?」
 その事実に驚きながらも、確認すれば。
「ええ。従兄弟がそこに勤めてたのv で、できた試作品を食べさせて貰ったことがあるのよv」
 と、意外な繋がりを見せてくれた。
 これは、もう、頼るべきだろう。
「えと、どんな味、でした?」
 そんなルルーシュの想いを敏感に感じ取った井上は、心の中でガッツポーズをしつつ、表面上は優しい頼れるおねーさまの態を見せつつ、
「そうねぇ…みたらし団子は、知ってる?」
 そう問えば。
「えと、京都のなら、一度食べたことが…」
 そんな答が返ってきた。
 それに、
「あ、それそれv それよv
 なんていうのかな、キャラメル食べた時の感じね、京都のみたらしのたれみたいなってのが一番近いかしら?
 んー。甘じょっぱい…っていうのかな?
 …これで、分かるかしら?」
 できるだけイメージしやすいようにとあの時の食感というか、味覚を具体的な例を出して話してみた。
「あ、分かります。ああ、ホントに助かりましたv」
 そうすれば、百聞は一見にしかずv 一度食べたことのある物ならば、イメージもしやすい。
 何となく、イメージが掴めたようだ。
 それに嬉しくなって、頼れるお姉さんのイメージを強めつつ、ついでにしっかりと報酬を頂くべく、口を開く。
「時間ないんでしょ? 頑張ってねv」
 何のためにルルーシュがそんなに悩んでいるのかを知っていての言葉だと、そっと告げれば、頭のいいルルーシュのこと。すぐにそうと察してくれる。
 で。
「あの、試食、お願いできますか?」
 しっかりと狙う言葉を引き出したりしたv 
 そう、ここしばらくの付き合いで、ルルーシュの料理の腕は絶品だと確認済みなのだv そんな彼の手料理ー今回はお菓子だがーがいただけるのチャンスは、確実にものにしなくてはならないv
 そのチャンスをしっかりと手にしたことに、内心にんまりとほくそ笑みつつ、ルルーシュに対しては爽やかー…見る者が見れば、しっかりとうさんくささ満載ーな笑顔を向けて、
「まぁ、光栄だわv 私でいいなら、喜んでv」
 そう、言ったv

 そして、朝比奈以外では、井上だけがルルーシュの手作りの生キャラメルをゲットしたv


(おまけ)
「あの、省吾さん、誕生日おめでとうございます////」
 で、井上の協力の下に作り上げた醤油生キャラメルを、朝比奈の誕生日プレゼントとして差し出すルルがいたりしたv
「え? ルル君が作ってくれたの?」
「えと、昔、美味しかったって、言ってたから…///」
 そしてそれをぱくりと食べて、その美味しさと、むかーし、ほんの世間話の合間に言っていたことを覚えていて、わざわざ自分のために作ってくれたルルーシュの気持ちが嬉しくて、満面の笑顔を見せる朝比奈がいたとかv




えーと、朝ルルなんだけど…井上ルルになってる???
というか、このシリーズ、井上がなぜか出張る出張る。
えと、一応解説しとくと、ゼロバレしてるのは、朝比奈のみv
皇族バレは、藤堂&四聖剣(もち、朝比奈含む)
朝比奈は藤堂がルルと接触あったのは知らなかった。で、紹介したら、ばれたとv
で、行政特区はなしで、ブリタニアは国外追放?
そんな感じかなv
あ、それと、醤油生キャラメルは、ほんとにあります。
みたらしのたれみたいってのも、その会社の人が言ってた言葉ですv
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