月読みの森

えへへv また頂いちゃいましたv

前に頂いた小説の続編をリクエストしたものですv
とっても素敵な朝ルルですv
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この幸せな時間がこれからも続くように
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40万HIT御礼小説・炎様『楽しい時間が過ぎるのは』続編

これは『楽しい時間が過ぎるのは』の続編です

注意:

※朝ルル
※ギャグとシリアスの中間な感じ?
※前提として、河口湖&ナリタ事変は回避
※生徒会メンバー(スザ除く)はルルの味方。
※ルルが幸せなら何でもOK!
※捏造満載!!

 そんなの許せない!という方は、このままバックプリーズ。
 それでもイイ!という方は↓へスクロール


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「・・・ンっ、も、ヤだ・・・。」
「・・・ルルーシュ、もうちょっと。もうちょっとだけ我慢しよ?ね?」
 羞恥で頬を赤く染め、涙で潤むそのアメジストにほんの少し怯みながら、朝比奈はなんとかなだめ賺し、さらさらとした黒髪を撫でる。朝比奈の手の暖かさに、ルルーシュは思わず目を細め、朝比奈に体をあずけて・・・。











「・・・って、コラァ―――ッ!!いちゃつくなら自分の部屋でやれって、いつも言ってんでしょうが!!」
 カレンの怒号が、黒の騎士団のラウンジに漂っていた甘い空気を吹き飛ばした。
「ちッ・・・も~、良いトコだったのにぃ~。」
「・・・朝比奈さん?・・・今、舌打ちしたでしょ?」
「え~?何のこと~?」
 とぼける朝比奈に、カレンの拳が震える。
「っ・・・カレン、ごめん。だから、省吾を怒らないでくれ。」
 が、ルルーシュがすかさず謝罪を口にしたものだから、カレンもその拳を収めるしかなく、恨めしげに朝比奈を見つめて、深い溜め息をついた。
「はぁぁぁ・・・。ルルーシュは朝比奈さんを甘やかしすぎ。そして、朝比奈さんは所構わずルルーシュにべたべたしすぎ!!(あのほっそい腰を抱いちゃって、なんって、羨ましい!)」
「・・・紅月さん~・・・今、すっごい副音声が聴こえた気がするんだけど~?」
「気のせいです。」
 朝比奈のツッコミに、カレンは表情一つ変えず、キッパリと言い切る。
「む・・・最近、紅月さんが手強い。」
 ムスッとした朝比奈に、今度はルルーシュが深い溜め息をついた。
「省吾に慣らされたんだよ。・・・省吾が面白がってカレンをからかうから・・・。」
「えっ!?・・・まさか、ここ最近のラブラブって・・・。」
 ハッとしたカレンが言えば、ルルーシュが肩を竦めた。
「・・・わざとだよ。カレンがムキになって怒るのが面白いって・・・。」
「あ~さ~ひ~な~さぁぁぁぁん???」
 ゴゴゴゴゴゴ・・・という音が聞こえてきそうなくらいにカレンの怒気がその場を支配する。
「えっ・・・うわっ・・・ほ、本気???」
 さすがに身の危険を感じた朝比奈が後退り、目を丸くしていたルルーシュは、卜部に安全な場所に引っ張られる。
「フフフ・・・天誅―――――ッ!!」
「ぎゃぁぁぁっ!?」

― 自業自得だ。

その場にいた、一同の心が一致した瞬間だった。


 四聖剣自室

「う~・・・いたた・・・。紅月さん、本気で殴るんだもんなぁ・・・。」
「・・・自業自得だな。」
 カレンに殴られた頭をさすりながら朝比奈がぼやくと、卜部が呆れたように言った。
「え~、だって、面白いし。・・・ルルーシュも紅月さんがムキになってるのを面白がって協力してくれてて、あの子に触り放題だし。」
「・・・むしろ、紅月より、そっちが目的じゃないのか?」
 千葉に白い目で見られると、朝比奈はあっさりと認めた。
「当たり前じゃないですか。」
「・・・・・・ルルーシュに言いつけてやる。」
「わぁぁぁっ!?千葉さん!?それは勘弁して下さいッ!」
 部屋を出ていきルルーシュに告げ口しようとする千葉の腰にしがみついて懇願する朝比奈に、千葉や卜部が揃って深い溜め息をつく。
「・・・朝比奈、ルルーシュ殿に甘えるのもいい加減にしておくのだぞ?・・・それでなくとも、黒の騎士団を背負っているのだから、ワシらが思っている以上に負担になっているはず。」
 そんな3人を冷静に見つめ仙波が言うと、3人のテンションが一気に落ちる。
「仙波さん、そりゃ、言わねー約束だぜぇ?・・・あいつに頼りきってるっていうのは、中佐だって気にしてんだからよ。」
「・・・元軍人である我々も、戦略を練ることまでは手伝えないからな・・・。」
「だってさぁ~・・・俺達って、一応、下っ端だったし、命令に従ってれば良かったし。だから、ルルーシュを手伝うって言っても、結局は邪魔になることが多いし~・・・。」
「わかっておるわい。・・・だが、それが事実だということ、ゆめゆめ、忘れるな?」
 仙波のご尤もな言葉に、四聖剣の3人は表情を引き攣らせながら返事をしたのだった。
「「「はーい・・・。」」」


 ルルーシュの部屋

「すまなかったな、また、朝比奈がわがままを言ったんだろう?」
 自室にわざわざ謝りにきた藤堂を見て、ルルーシュは苦笑をうかべた。
「いえ。今回は、俺も悪かったんです。省吾の悪戯に悪ノリしてしまって。・・・で、藤堂さんは、ただ省吾のことを謝りに来ただけなんですか?」
「む・・・、やはり不自然だったか?」
「いいえ?別に。・・・ただ、省吾のことはおまけなんじゃないかって気がしただけです。今更改まる仲でもないでしょう?」
 クスクスとルルーシュが笑うので、藤堂の表情も緩む。
「それもそうだな。・・・で、本題なんだが。」
「はい。」
「・・・君の計画はいつ動き出す予定なんだ?」
 藤堂の問いに、ルルーシュは表情を厳しいものに変える。
「今は、時期を窺っている最中です。むやみやたらに顔を曝せば良いというものでもないので。」
「そうか。・・・動く前に一言言ってくれるか?」
「もちろんです。準備を相談もせずに進めてしまったことは申し訳なく思ってますけど、ちゃんと、行動を開始する時は黒の騎士団の皆にも言いますよ。」
 ひょい、と肩を竦める様子に、藤堂は眉根を寄せた。
「・・・本当に良いのか?君は・・・。」
「学園では・・・俺もナナリーも本国に帰ったということにしてあります。コーネリア姉上達の動きも、ディートハルトに見張らせて、本国の動きは・・・C.C.に探らせています。・・・準備は整いつつあるんですよ。」
 ルルーシュは笑顔を見せるが、その紫電の瞳は氷のように冷たい光が宿っている。
「・・・ルルーシュ君。」
「C.C.の話では、もうすでに、本国は俺達の生存を把握しているはずだということですから、俺が顔を出せば、すぐにでも動くでしょうね?」
「ルルーシュ君。」
 藤堂の声音が厳しいものに変わった。
「・・・。」
 ルルーシュは黙り込んで、藤堂を見上げる。
「・・・君はたまに、背負い過ぎる。・・・ナナリー君のことと言い、黒の騎士団のことと言い・・・もっと年相応にしろ、とまでは言わないが、少しは大人を頼って欲しい。・・・まあ、頼りない大人ではあるんだが。」
 それが言いたかったんだ。と藤堂が言えば、ルルーシュはフッと笑みをうかべた。
「・・・ありがとうございます。・・・でも、俺は充分頼ってますよ。」
「?」
「・・・省吾にです。いつも、俺がピリピリしてる時に限って、ベタベタひっついてきてるの気付いてますか?・・・俺が疲れてる時は、さりげなく場を混乱させて自室に連れてきてくれてるの知ってますか?・・・俺は、いつだって、省吾に助けられてるし、省吾に甘えてるんです。」
 藤堂は呆気にとられた。ルルーシュから言われるまで、全く気付かなかったのだ。朝比奈の行動はよく目につく。むしろ、ルルーシュを振りまわしているかのように思えたのだが、実は違ったらしい。
「・・・そう、か・・・。どうやら、俺の方がわかっていなかったようだな。」
 苦笑をうかべた藤堂は、ルルーシュの方をポン、と叩く。
「・・・君ばかりに頼っていて、心苦しいんだ。だから、俺にもたまには頼ってくれると嬉しい。」
「・・・フフ、そう言うことなら。・・・でも、省吾に嫉妬されると大変ですよ?」
「はは。まあ、それは、何とかするさ。」
 ルルーシュの笑みを含んだ言葉にそう答え、藤堂はルルーシュの部屋を出て行った。

「・・・省吾のこと、話すつもりはなかったんだがな・・・。」
 あまりにも藤堂が真剣に心配するものだから、ついつい、朝比奈のことを話してしまった。惚気に聞こえなかっただろうかと不安になったが、藤堂の反応を見る限りでは、気付いていなかったように思う。
「まあ、いいか。」
 最近は物事を楽観的に考えることができるようになったと思う。それは朝比奈の影響が大きい。朝比奈がルルーシュの心を支えてくれていると思うから、悲観的にならずに済む。
「・・・俺は、幸せ者だ。」
 そっと机に置いてあった黒い仮面を撫でて、笑みをうかべて呟く。

― じゃあ、俺がずっと一緒にいるよ?・・・俺は君を1人にしないもん。わかってるでしょ?

 親友に嘘をつかれていた。
 親友が最悪の敵だった。

 そのことに動揺し、藤堂と四聖剣に正体を見破られ、弱音を吐いてしまった時に、朝比奈に言われた言葉だ。

 その言葉にどれだけ救われたか。
 その言葉がどれほど支えになっているか。

 きっと、彼は何気なく言ったに違いない。ただ、思ったことを素直に。

「ちゃんと、甘えさせてくれる人が、こんなにもたくさんいる・・・。」

この幸せな時間がこれからも続くように自分は戦う。彼等へ日本という名を還すために・・・。



おしまい
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