月読みの森

ということでv

いただいちゃいましたので、飾りますv
ああああああ、
あまいよぉ♪
朝ルルは、こうでなくちゃv

ということでv
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注意
・朝ルル
・行政特区の辺りまではほぼ本編通りに進んでいる設定です
・朝ルルは完全に出来上ってますv
・ナナリーが黒いです
・騎士団にはゼロバレ、皇族バレ、恋人バレ済み
・捏造満載w

以上、同意できる方のみ↓へ・・・




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炎様50万HITリク
我慢なんてしないから 上




「私は、行政特区日本の開設を宣言致します!」

アッシュフォード学園で、青空の下、己の騎士の操るナイトメアフレームの掌の上に乗り、ユーフェミアが宣言したことは、全国ネットで放映されることとなった。

その場にいただろうルルーシュは、立場が違うのだ、とまざまざと見せつけられて、どれ程、悔しい思いをしたのだろう。

「フン、ルルが副総督だったら・・・もっとうまくやるよ。」

むっつりとしながら、熱の上がる報道を見つめ、朝比奈は呟く。

ユーフェミアの発言により、黒の騎士団の存在意義すら無くなりそうな勢いなのだ。今、活動した所で意味はない。

開店休業状態の黒の騎士団の中にも、ユーフェミアの言葉に気持ちが揺れている者も多くいた。

「言ったもん勝ちみたいな宣言で、どこまでできるんだか。」

モニターに向かって不機嫌に呟く朝比奈に、幹部達は苦笑をうかべる。

「まぁまぁ・・・お前が腹を立てたってしょうがないだろ?」

扇が言えば、朝比奈がキリリと眦を吊り上げて睨み据えた。

「“しょうがない”?・・・冗談じゃない!!ユーフェミアのこの発言のせいで、ルルが作ったこの黒の騎士団は求心力を無くした。実績も何もない、ただ、皇女で副総督でってだけの女の発言で!」

「ちょ、あ、朝比奈・・・;」

「ルルが今まで、どれだけの覚悟で、ブリタニアに反逆してきたか!!扇さんはわかってない!!」

「朝比奈、落ち着け。」

噛みつかんばかりの勢いの朝比奈を、見兼ねた藤堂が押し止める。

「だって、藤堂さん!!」

振り返った朝比奈の目がわずかに潤んでいる。

悔し泣きだ。自分がその場にいれば、ルルーシュを支えてやれるのに、というもどかしさで、胸がいっぱいになっているのだ。

「ナナちゃんが傍にいたって、ルルのことだから、絶対、弱音なんて吐かないはずだから。心配なんです。我慢ばっかりしてて、ルルの心が壊れちゃいそうで・・・。」

「そんな心配なら、見に行きゃいーじゃんか。」

唐突に、玉城が言う。

「は?何バカなこと言ってんのさ!・・・ルルに迷惑がかかるだろ!?」

「バカなこと言ってんのは、お前だろ?そんなに、アイツのことが心配なら、ごちゃごちゃ考えてねぇで、さっさと駆けつけるくらいのことしろよ。で、さっさとあんな場所から、掻っ攫ってくりゃイイじゃねぇか。」

目からウロコが落ちた。

ルルーシュの立場とか、いろいろ考えて、ルルーシュの私生活の場に姿を現すことを良しとしていなかったが、こんな状況で、立場とかそんなことを考えている場合じゃないことに、今更気付いたのだ。

ユーフェミアがアッシュフォードにいた。つまり、ルルーシュの生存を知っていたユーフェミアが彼に会いに行ったということに他ならない。

最早、アッシュフォードは安全な箱庭ではない。

ならば。

「・・・玉城のクセに・・・。」

悔しそうに呟いて、朝比奈はラウンジから飛び出した。

「けっ・・・礼の1つくらい言いやがれってんだ。」

そう言う玉城は、何だか嬉しそうで。

思わず、玉城を見直してしまった、騎士団幹部の面々だった。

「・・・っていうか、俺らも行こうぜ。朝比奈だけじゃ、暴走しかねねーし。」

「アッシュフォードか・・・扇、お前、アッシュフォードに行ったんだろ?案内しろよ。」

卜部が言えば、南が扇を振り返る。

一瞬、扇がギクリと表情を強張らせるが、渋々頷き、表立って堂々と、騎士団幹部全員で、アッシュフォードに向かうこととなった。





一方、ルルーシュは・・・

「お兄様・・・お気を落とさないでくださいませ。」

「・・・俺は、大丈夫だよ、ナナリー。」

答える声に、力はない。

明らかに気落ちしているだろうに、ルルーシュは弱音を吐こうとはしない。

「(私が五体満足ならば・・・いえ、きっと、私でも無理ですね・・・朝比奈さんがいらしてくだされば・・・。)」

眉を顰め、ナナリーは心の中で悔しそうに呟く。

波乱の学園祭以来、ルルーシュは外出を控え、学校もサボっていた。理由はわかっている。“行政特区日本”という単語を耳に入れたくないからだ。

心配して、ミレイやリヴァルが様子を見にくるが、人に会いたくないのだと、ナナリーや咲世子以外を拒絶するルルーシュに会わせることが出来ず、余計に心配をかけている。

「お兄様・・・騎士団には行かなくていいのですか?」

「・・・・・・騎士団は終わりだ・・・ユフィの言葉を1番喜んでいるのは誰だ?・・・日本人だろう?」

「・・・お兄様、でも・・・。」

「すまない、ナナリー・・・1人にしてくれないか。」

ナナリーの言葉をさえぎり、ルルーシュは懇願するように言った。

「・・・お夕食、咲世子さんが用意してくださっています・・・あの、後で、お持ちしますね。」

「・・・。」

ハッキリと拒絶を示す兄に、ナナリーはひっそりと溜息をついた。

「・・・あのクソ忌々しい主従・・・どうにかできないでしょうか。」

ボソ、と呟く。

「ナナリー様、声に出ておいでです。」

咲世子に言われ、ナナリーはハッとする。

「まぁ、咲世子さん・・・つい、フラストレーションが溜まって・・・。」

苦笑をうかべるナナリーの手を握り、咲世子は真顔でのたまった。

「よーく、わかります。・・・もし、お許しがあるのでしたら、私があの者達を亡き者に・・・。」

「咲世子さん、それは、余計にお兄様が悲しみます・・・お優しい方ですから・・・。」

「・・・ならば、朝比奈さんをお呼びして参ります。」

その代替え案に、ナナリーはニッコリと笑った。

「それは良い考えです。」

その時、ドアのブザーが鳴る。

「・・・誰かいらっしゃったみたいですね。」

「出て参ります。」

咲世子がそう言って玄関に向かう。

「・・・全く、本当に、忌々しい。・・・お兄様さえ、気になさらないなら、全力で潰して差し上げますのに。」

「あはは、相変わらず、黒い発言絶好調だね。」

「!?」

ナナリーがギクリと身体を強張らせる。

「あ、ごめん、びっくりさせちゃったね。」

そう言って、相手はナナリーの手を握った。

「・・・・・・朝比奈、さん?」

「そ。こんにちは、ナナちゃん。・・・ルルは?」

「・・・ご自分のお部屋にこもりっぱなしで・・・もう、頼りは、朝比奈さんだけなんです。」

縋るナナリーの頭を軽く撫で、朝比奈は微笑む。

「うん。わかった。・・・任せて。」

落ち着けるようになるべく柔らかい声で応え、朝比奈はナナリーに案内してもらい、ルルーシュの部屋に向かう。

その間にも、ナナリーに最近のルルーシュの様子を訊ね、ユーフェミアやスザクに憤る。

「ホント、ルルがイイって言うなら、バッシングしたいよねー。」

「朝比奈さん、説得してくださいませ!・・・ユフィ姉様の計画には穴があるって、お兄様自身も仰っていましたもの。」

「・・・ナルホド、じゃあ、元気づけるついでに、説得してみようかな。」

「はい、お願いします。」

ナナリーが頭を下げると、朝比奈は苦笑して、その手をぎゅっと握る。

「・・・ちょっと、待っててね。」

ナナリーが頷くのを確認して、朝比奈はルルーシュの部屋のドアを叩く。

「・・・ルル?俺だけど。」

ガタン!

何かが倒れるような音がして、それから、ドアの前に人の気配が近づく。

「・・・省吾?」

「うん。俺。・・・開けて?」

そう言えば、シュッとドアがスライドする。

「・・・省吾・・・。」

「ルル、悔しかったね?・・・悲しかったね?・・・泣いていいんだよ?我慢なんて、しなくていい。俺が、傍にいるから。」

「しょうっごぉっ・・・っ!」

ガバッと抱きつかれ、一瞬足元がふらついたが、そこは元軍人である。あっさりと持ち直して、ルルーシュを抱きしめる。

そんな様子を、耳を澄ませて聞いていたナナリーはふ、と笑みをうかべてそっとその場から離れていく。

しばらく泣いていたルルーシュが、少し恥ずかしげに朝比奈を見上げる。

「省吾・・・来てくれて、ありがと///」

「ううん。むしろ、遅くなってごめんね?・・・それよりさ、ルル、俺、ちょっと考えたんだ。聞いてくれる?」

「?」

首を傾げるルルーシュが可愛いなぁ、と思いながら朝比奈は悪戯を思いついたような、そんな笑みをうかべて、その計画を話した。

「ね?これなら、黒の騎士団の存在意義を取り戻せるよ。」

「・・・でも・・・。」

「ルルのこと、傷つける相手を、気遣う必要なんてないって。・・・ルルは優しすぎるよ。このままじゃ、ユーフェミアと日本が共倒れなんてことになりかねないよ?」

「・・・それは・・・確かに。」

考え込んだルルーシュに、あとひと押し、と朝比奈が言葉を続けようとしたその時、ドンドン、とドアを強く叩かれる。

「え、誰?」

「おいこら、朝比奈ぁ!!部屋こもって、暴走してんじゃねぇだろうな!!」

「げ、玉城!?」

「玉城?・・・え?黒の騎士団のみんなと一緒に?」

「いや、俺だけで・・・あ、さては、卜部さんだな!・・・せっかくいいところだったのに!」

ムッとしてドアの方へ歩いて行く朝比奈を見つめ、ルルーシュはクス、と笑う。

「そんなドンドン叩くなよ!」

「鍵閉めてんのが悪いんだろうが!!」

睨みあう2人を、まぁまぁ、と扇が宥めている。

「・・・ふふ・・・省吾、そんなに怒らないで。」

ルルーシュも立ち上がり、朝比奈の背に手を添える。

「ルル・・・。」

「みんなも来てくれたんだ?」

「当たり前だろ?・・・うちの総司令に、誤解されたらたまらねえしな。」

「誤解?」

かくん、と首を傾げたルルーシュに、玉城は、はぁ、と溜息をつく。

「どうせ、俺らが“行政特区日本”に心惹かれてるとか、思ってたんじゃねーのかよ?・・・だから、騎士団に来なかったんだろ?」

「・・・う。」

図星を突かれたルルーシュは恨めしそうに玉城を見つめる。

「・・・玉城のクセに。」

「・・・おま、朝比奈と同じこと言うなよ・・・。」

ガクッと肩を落とした玉城に、ルルーシュはふ、と笑みをこぼす。

「だって・・・ふふふ・・・。」

「クソ・・・でも、誤解は解けたろ!?俺らはお前が決めたことに随う。だから、こっちに来い。」

「え・・・?」

ルルーシュが目を丸くした。

「だ~か~ら~、ここはもう、お前のいるべき場所じゃねーっつの!騎士団が、お前のいるべき場所なんだって!!」

「あ~~~!!玉城にセリフ取られた!!」

「さっさと言っとけよ!・・・ったく、ほら、準備しろよ。」

叫ぶ朝比奈を軽くあしらい、玉城が言う。

「・・・・・・ホントに、玉城か?」

訝しげに問うルルーシュに、玉城がムッとする。

「・・・大概、失礼な奴だな・・・俺だってなぁ、たまにはまともなこと言うんだよ!!」

あ、自分でたまにはって言ってる。と思いつつ、ルルーシュはこくり、と頷く。

「あ~あ、玉城に言われちゃったけど、そういうこと。だから、さっきの計画もやりやすいでしょ?」

「そうだな・・・省吾の計画、乗ってみようかな?」

「うんうん!イイ感じだね♪」

乗り気のルルーシュに満足げに頷いて見せ、朝比奈はルルーシュの肩を抱く。

「じゃ、行こうか。」

「・・・え?今すぐ?」

「うん。ごはん、食べたら、準備しようね。これだけの人数いるから、お引っ越しなんて、楽だよ~♪」

ニッコリ笑う朝比奈。邪魔された分、しっかり幹部達をこき使う気のようだ。

「ま、そうなると思って、トレーラーごと来たのは正解だったなぁ・・・。」

卜部がぼやくと、ルルーシュが口元を引き攣らせた。

「・・・トレーラーごと来たのか?」

「おう。荷物も運ぶだろうと思ってな。・・・それに、どうせ、ここはもう、安全じゃねぇんだろ?」

あっけらかんと答える卜部に、ルルーシュは一瞬キョトンとし、それから、悲しげに笑った。

「・・・そう、だな。」

「私達もご一緒しても良いのでしょうか?」

す、と現れたナナリーに、朝比奈が頷く。

「もっちろん、当然だよ。ね、ルル?」

「・・・そうだな、ここに置いていく方が危険だ。」

「では、私もご一緒します。・・・ナナリー様の世話役は必要でしょう?」

ニコリと笑んだ咲世子に、ルルーシュは眼を丸くし、それから破顔した。

「・・・ありがとう、咲世子さん。」



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